りんどう(竜胆)とは
日本の秋を代表する花、リンドウ(竜胆)。
リンドウは世界各地で古くから薬草として利用されており、主に根が生薬にされ、その味が「竜の肝のように苦い」と評されたことから、中国では「竜胆」と名づけられました。
リンドウは冷涼な地域が栽培に適して、昭和30年(1955年)頃から長野県で本格的な栽培が始まりました。実生からの栽培方法が確立されると、交配による品種改良が行われ、切り花として全国的に販売が広まりました。
近年では、夏秋期に清涼感を感じさせる花として需要が高まり、フラワーアレンジメントや敬老の日の鉢物、また仏花としてお盆や秋のお彼岸に切花として使われ、秋を代表する花として親しまれています。
当園が位置する岩手県一関市川崎町は古くから水田が広がる地域であり、リンドウの栽培に適した冷涼な気候です。
そこで、当園では水田転作を活用し、平成22年6月からリンドウ栽培を始め、平成23年6月に販売を始めました。
現在は20品種のリンドウの出荷をしており、高品質なリンドウを供給するために、品質管理を行い、出荷の際にも再度自主検査を実施しています。徹底した品質管理により当園の岩手県産『夢あおい』や『いわて夢みのり』、長野県産『パステルベル』や『ホワイトベル』、当園オリジナルブランド『いやさか姫茜』は、生産者やお客さまから高い評価を頂いております。
当園を代表するリンドウが、お客様の生活の一部に華を添えられればと願い、日々栽培に取り組んでおります。
りんどうの品種
中秋のあい
【花期】9月~10月
夢あおい
【花期】6月~7月
恋リンドウ
【花期】7月
ながの2号
【花期】7月
ロマンブルー
【花期】7月
ホワイトベル
【花期】7月~8月
しなの早生
【花期】7月~8月
パステルベル
【花期】7月~8月
夏のあい
【花期】8月
夢みのり
【花期】9月